自己ベストを入力するだけで、VDOT(走力指標)・適正な練習ペース・距離別の予測タイムを自動で算出します。
小学生・中学生のジュニア専用モードに対応。無料・登録不要。
VDOT(ブイドット)は、ランニングコーチの Jack Daniels 博士が考案した走力指標です。レース結果(距離とタイム)から推定 VO2max を逆算し、その人にとって適切なトレーニング強度を導き出すためのスコアで、近代的なランニング処方の標準的な物差しとして広く使われています。
Easy run のペース。会話ができるくらいの強度で、心肺と毛細血管を発達させ、回復を促す土台のペースです。ジョグやロング走の基本ペースとして使います。
マラソンペース付近。長時間維持できる有酸素強度で、ペース感覚と乳酸処理能力を育てます。
乳酸閾値(LT)相当のペース。20〜30分連続で維持できる「ややきつい」強度で、乳酸処理能力=持久力を最も効率よく鍛えるペースです。
3〜5分維持できる「きつい」強度。VO2max(最大酸素摂取量)を伸ばすための高強度インターバルに使います。
1分以内の全力に近い強度。スピード・ランニングエコノミー・神経筋を鍛えます。
大人向けのVDOT計算式をそのまま小中学生に当てはめると、特に短い距離(200m〜400mのインターバルや 100m〜300m のスプリント)の目標タイムが 実情よりも速すぎる/遅すぎる 形でずれます。これは発育途上の選手では無酸素系(短距離)の発達度合いや疲労耐性が大人と異なり、距離ごとの「速く走れる適性カーブ」が成人モデルとずれるためです。
本ツールの 小中学生モード は、VDOT を経由せず 本人の自己ベスト(100m / 800m / 1500m)から直接、レップ(1本ごと)の目標タイムを導く方式を採用しています。ジュニア指導の現場で実際に使える形にチューニングしました。
高校生は、生理的に成人式の適用で実用上問題ないため、一般モードをご利用ください。
小中学生モードでは、800m のベストがある場合は 800m ペースから 200m / 300m / 400m / 600m のインターバル目標を逆算します。800m が無く 1500m だけある場合は、1500m ペースから 200m / 300m / 400m / 1000m を導きます。100m のベストを併せて入力すると、短い距離(200m / 300m)の目標は 100m のスプリント能力も加味した速い方の値に補正されます。
100m の自己ベストから、100m / 200m / 300m のレペティション目標を算出します。100m の全力タイムを基準にした安全側のスピードレップ強度で、フォームや神経系の発達を意識した練習に使えます。
監修: さいたまRC監督(JAAF公認B級コーチ)
推移グラフ・適正ペースに基づく練習メニュー作成・チーム全体の管理までひとつのアプリで。